緊張するのは最初だけの授業参観日

「8月12日、今日は何の日でしょうか?」

おとなの寺小屋うむいぬうふやーで、生徒さんに尋ねました。

いつもなら、たとえば大きな声で「たなばたっ!」などと答えてくれます。

ところが、この日は、小さな声で

「参観日…」

みなさん、意識しているんです。
今日は参観日であることを。

そうですよね。
もうすでに、後ろの席に、家族やケアマネさんが座っているのですから。

何歳になっても緊張するものですね。参観日は。

生徒が出席簿を手に、一人ずつ名前を読み上げます。

自分の名前が呼ばれると、「ハイ!」と手をあげ、出席確認。

いよいよ寺小屋授業です。

この日の授業は、“うちなーぐち”がテーマ。

といっても生徒は全員、うちなーぐちは得意中の得意。

うちなーぐちを勉強するわけではありません。

「方言カルタ」を自分たちでつくろう! という授業なのです。

「ドゥジルニー」や「ンスナバー」など、食べ物方言が飛びかううちに、

おそらく参観日であることを忘れてしまったのではないでしょうか。

いつも通りのにぎやかな授業となりました。

8月18日は、おとなの寺小屋うむいぬいちばんじゃーの参観日です。

おとなの寺小屋の授業参観は、世界でうむいだけです。

一度、ご覧になってみませんか。

目次